牛乳を飲むと牛になる!?
虫歯の増加と牛乳の消費量は比例すると警告した先駆者は少なくありませんが、マレーローズ(ローマオリンピックで4つの金メダルを獲得)の父、イワンローズのその一人です。 “牛乳有害論”は、健康に関心を寄せる人たちの間では常識化していることですが、いまだに「牛乳にはカルシウムが多く含まれているから毎日飲むべきだ。」と間違った栄養学を信じている人が多いのです。 市販の牛乳を子牛に3ヶ月飲ませ続けたら、子牛は育つどころか死んでしまったということが、イワンローズの著書に紹介されていますが、これは自然の牛乳と市販の牛乳では働きに天地の違いがあるということです。 しかし、それよりも一度、牛乳について考えてみませんか。
『牛乳は、○○にとっては完全栄養食品である。』
○○の中に正しい言葉を入れるならば、何を入れますか?
人間でしょうか、子牛でしょうか? 落ち着いて考えれば解ることですが、勘違いしている人が多いのではないでしょうか。
牛は、我が子(子牛)を育てる為に乳を出しており、決して、人間の子供を育てる為とか、人間に飲んでもらう為に乳を出しているのではありません。 だから、牛乳の中には子牛を育てる為の栄養素はありますが、人間を育てる為の栄養素はありません。 人間の緻密な脳を育てる栄養素はないのです。 牛を見れば解るように、身体だけは大きいのですが脳が発達しません。 だから、簡単な柵を作るだけで逃げる事も出来ません。 脳が発達しませんので、知恵がないのです。 ただ、身体だけが大きければ良いと考えるならば、むしろ牛よりも大きい象の乳の方が良いように思います。
赤ちゃん用の粉ミルクは、原料が牛乳です。 牛を育てる栄養素で人間を育てると、どうなってしまうのでしょう? 昔、母乳の出ない母親が乳母を頼むときには、乳母になる人の血筋まで調べたものですが、今では牛を乳母として自分の子供を育てる人が多いのには驚かされます。
乳児期を過ぎても液体の栄養素(乳)を飲んでいるのは人間だけです。 赤ん坊の唾液には、澱粉質を分解する消化酵素が僅かしかありませんが、歯が生えてくる頃には大人と同じだけの消化酵素が分泌されるようになりますし、歯が生えてくる時には、母乳の栄養素がなくなってきます。 それは、歯が生えた時こそが液体の栄養素(乳)を中止する時であり、歯の形に合わせて食べ物を食べなさいということを意味するのです。
歯形を見れば、何を食べるようになっているのかが解ります。なのです。 肉食動物の歯は、鋭くトガっていますが、これは肉などを食べるのに都合が良いようになっているのです。 人間には、鋭くトガった歯はなくて、6割が臼歯です。 これは穀物を食べるのに都合の良いようになっているのです。 だから、歯形から判断すれば人間が食べる食事の6割は穀物でなければならないという事を意味しているのです。
草食動物の歯は、トガっていません。 草食動物は、気立てが穏やかで多に危害を加えることがありませんが、肉食動物は凶暴で他に危害を加えます。 草食動物は、粘り強さがあり長命ですが、肉食動物には粘り強さがなくて短命です。 馬力とは、馬の力と書きます。 象など、いろいろな動物の事を考えてみると違いが解るのではないでしょうか。
人生50年と言われた時代でも、お坊さんは80歳90歳まで生きておられます。 精進料理を食べているお坊さんは、穏やかで長生きをしている事実を見れば、何かを感じるのではないでしょうか。 古い話ですが、東京オリンピックのマラソンで金メダルを取ったアベベ選手は、菜食主義者でした。 動物性蛋白質を食べない人は、元気で長生きをしている事実があります。
子供の頃のマレーローズは、非常に病弱だった為、父のイワンローズは、何とか元気な人並みの子供にしたいと願っていました。 だから、食生活にも気を付けていましたが良くならなかったのです。 しかし、ある時、いつも病弱なマレーローズが非常に元気だった時があったのです。 最初は何故だか解らなかったそうですが、ついに、それが牛乳を飲んでいない時に限って非常に元気であったという事に気が付いたのです。 その後、いろいろな実験を行い〔牛乳の有害性〕を確認したのです。 戦後の良質な牛乳ですら、マレーローズの扁桃腺の原因となっていました。
牛乳のカルシウムは、非常に荒っぽいカルシウムである為に吸収が妨げられ、さらに牛乳のカルシウムを異物として人体が認識してしまい、結果的には自分の体内のカルシウムまでも一緒に体外で排泄させてしまったと考えられ、その為に血液中のカルシウムイオン不足から、抵抗力を低下させて発病に至ったものです。
世界一、虫歯の多い国であるニュージーランドは、牛乳の消費量が最も多いという事実があります。 ヴォーザン博士は『牛乳発癌説』を唱えられておりますし、日本でも、森下敬一博士・有地滋博士など、『牛乳の有害論』を唱える学者は多いのです。 何を信じるかは自由ですが、一度、冷静になって牛乳について考えてみる必要があるのではないでしょうか。
他にも、プロポリスとかローヤルゼリーなど、よく考えて飲まなければならないものも多いのです。
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