O 自然塩に含まれる苦汁分(ニガリ)は、人体には有害である

2003年6月17日 9:05:24

 明治後期から92年間続いた塩の専売法が平成9年4月から廃止となり、誰でも自由に塩を作って販売できるようになりました。現在、どこのスーパーの店頭でも苦汁分(ニガリ)を含んだ自然塩が販売されておりますし、一般食品の中にも、苦汁分(ニガリ)を含んだ自然塩が使用されるようになりました。

 自然塩に含まれる苦汁分(ニガリ)が、人体に対して有害な働きをするという事実を知らない人達ばかりです。 天然100%であるならば、何でもかんでも身体に良いと思い込んでいる無責任な盲信者の言葉に洗脳されてしまい、わざわざ苦汁分(ニガリ)を含んでいる自然塩を選んで購入し、食べているのですから、本当に恐ろしさを感じます。 特に、苦汁分(ニガリ)を飲む健康法なんかは自殺行為そのものです。 どちらが正しいのかは、冷静にご自分で判断なさって下さい。

 海水をそのまま乾燥すると、苦汁分(ニガリ)を含んだ天然100%の塩が出来上がります。 しかし、天然100%は必ずしも安全だとは限りません。 毒キノコが天然100%であっても毒であるように、天然100%であっても有害で食べられないものは数多くあります。 我々の先祖は、食べ物によっては決してそのままでは食べず、必要に応じてアク抜きをするなど、何らかの手を加えながら食べてきた歴史があります。

 塩の場合も、例外ではありません。 海水を乾燥させて作った塩を、すぐにそのままでは食べず、必ず、カマスと呼ばれるムシロを2つ折にして作った袋に入れて、吊るして保存していました。
 これは、苦汁分(ニガリ)を分離する目的の為です。 苦汁分(ニガリ)は比重が重いので、吊るしておくと必ず下の方に苦汁分(ニガリ)だけが落ちてきますので、別の容器に受けておいて、カマスの中には、苦汁分(ニガリ)を含まない塩だけを残します。 
 苦汁分(ニガリ)は、豆腐を作る時などに使い、
料理とか漬物には、苦汁分(ニガリ)を含んでいない塩を使ってきました

 何故そのように、工夫しながら〔苦汁分〕と〔苦汁分を含まない塩〕を分けて使ってきたのでしょうか?
 天然100%が安全であるならば、海辺の人達は海水を料理に使用していたのではないでしょうか? 料理を作るときに使う塩なんて、少量で十分なのですから、海水をそのまま少しずつ使えば良い筈なのです。 わざわざ面倒な時間をかけてまで、カマスに塩を入れて保存したり、苦汁分(ニガリ)を分離する必要があったのでしょうか?

 昔から、「
絶対に、海水を飲んではいけない。」とか「海水を料理に使ってはいけない。」と先祖から言い伝えられました。 何故でしょうか? これは、苦汁分(ニガリ)が人体には有害であるという事を体験的に知っていた祖先からの言葉だったのです。


 昭和47年に『塩業近代化臨海措置法』が制定され、塩作りの方法が今までの流下式塩田法からイオン交換樹脂膜製法に変わり、自然塩から純度の高い苦汁分を含まない塩(化学塩)が作られ、食べられるようになりました。

 ●何故、化学塩に切り替えられたのでしょうか? その理由は、大きく分けると2つの理由がありました。 
一つは、塩の需要が増えてきた為に、今までよりも安く塩の製造をする必要があったという事と、もう一つは、自然塩に含まれる苦汁分(ニガリ)は、直接人体に取り入れた場合、人体に有害な働きをするという理由からでした。

 苦汁分(ニガリ)を含まない塩を食べるようになってから、背中の曲がった老人を見なくなりましたが、苦汁分の悪影響が無くなったからです。 
苦汁分(ニガリ)には、蛋白質を固めてしまう働きがありますが、蛋白質を固める働きのある苦汁分(ニガリ)を含んでいない塩を食べるようになってからは、身体が固められて硬くならなくなったのです。 苦汁分(ニガリ)の影響で背中が曲がるだけなら良いのですが、腎臓が固まってしまったら治りません。 腎硬化症になってからでは、もう手遅れです。

 苦汁分(ニガリ)には、人体にとって大切な成分を多く含んでいます。 しかし、
苦汁分(ニガリ)には蛋白質を引き締めて凝固させる性質(→←)がありますので、蛋白質で構成されている人体に対しては、直接、人体に苦汁分(ニガリ)の性質が働いてしまう為に、有害となるのです。 人体が、蛋白質で構成されていなければ問題が生じる事はありません。

 
苦汁分を利用して豆腐を作ったのは先祖の知恵であり、苦汁分の害を消す為の一つの手段だったのです。 
苦汁分の持つ性質が、大豆の蛋白質に働いた結果が豆腐です。 豆腐は、苦汁分が働いてしまった結果ですから、苦汁分の性質は無くなり、人体に対しては無害となるのです。 そのように、先祖は工夫しながら苦汁分の害を消して食べていたのです。
 そして、
料理とか漬物には、苦汁分を含んでいない塩を食べてきました。 


 流下式塩田法の開発者であり、塩作りの大家と呼ばれていたのが西本友康という人物で、国内における塩作りの指導者でありました。 その塩作りの大家であった西本先生自身が、「自然塩に含まれる苦汁分(ニガリ)は、人体に対して有害である。」と言われていたのですから、西本先生が生きておられる時には、苦汁分(ニガリ)を含む塩が良いと宣伝する人はいませんでした。
 しかし、西本先生が亡くならた後に、あちこちから「苦汁分を含む塩こそが自然塩であり、苦汁分を含む塩を食べましょう。」と、
自然とか天然という言葉を盲信する者たちが声を揃えて、無責任な大合唱を始めたのです。 そして多くの人達が、その無責任な大合唱を鵜呑みにしてしまい、人体に有害な苦汁分を含む自然塩が全国に普及していったのです。 
 
 苦汁分(ニガリ)が、人体に対して安全であるという文献は、世界中どこにも存在していません。 一度、冷静になって考え直し、「自然」とか「天然」という言葉の盲信と洗脳から、一日も早く目覚めて頂きたいと思います。 自分の頭で考える思慮がないと盲信となり易く、大変な結果を招きかねません。 腎臓が硬化して、人工透析を受け始めてからでは遅過ぎるのです。 

 繰り返しますが、人体が蛋白質で構成されていなければ問題は起きないのですが、人体が蛋白質で構成されている為に、苦汁分を含んだ塩を料理を通じて直接、人体に取り入れた場合、蛋白質で構成されている人体の細胞に対し、苦汁分(ニガリ)の持つ蛋白質凝固作用が働く為に、体内諸器官を損傷し、腎臓を痛めるなど、多くの病気の原因となってしまうのです。

 腎臓は、簡単に説明すると網の目のようになっており、網の目からは余分な塩分・水分・老廃物などが体外に排泄されるような構造になっています。 ところが、苦汁分(ニガリ)を含んだ自然塩を毎日食べ続けていると、この網の目が苦汁分の持つ蛋白質凝固作用(→←)によって引き締められ固まる為に、老廃物等の排泄ができなくなってしまい、腎硬化症等の大きな原因となるのです。

 
●苦汁分自体が有害であるというのではなくて、苦汁分が持っている性質、すなわち、
   蛋白質凝固作用が、蛋白質で構成されている人体の細胞に対して有害な働きをしてしまうという事なのです。

 苦汁分(ニガリ)を含んだ自然塩だけではなく、梅干とか味噌・醤油・漬物・うどん・そば・パン・お菓子など、苦汁分を含んだ製品には十分に用心をして、なるべく口にしないように心掛けていなければ後悔することに…。 

藻塩… 日本では、仁徳天皇の時代まで、海藻を焼いて藻塩を製し濾過して塩を作っており、高価でしたが常食していた為、100歳以上の寿命と英知および直感力がありました。 藻塩は塩分の他、ヨード・加里・カルシウム、ブロム・ミネラルなどを含み、食用として最適な塩でありました。

 次のような塩がありますので、自然食品店などで入手してご利用下さい。

 料理用藻塩 『うまい塩』  500g 600円   『くん液ミネラル塩』  50g  500円 

 世界最長寿民族であるコーカサス等の山岳民族は、岩塩を食べています。 岩塩は、長い年月の間に重い苦汁分が下の方に沈んでしまい、苦汁分をほとんど含まない塩となったものです。 岩塩の苦汁分は、0.00003%程です。 海水を乾燥させ、海水から純粋に作られた海水塩の場合は、約15%前後という大変に多くの苦汁分を含んだ塩になりますので、最も注意が必要です。
 海水塩に関しては、天然100%ほど恐ろしいという事になります。


苦汁分に対する整体治療院の先生方の証言…
 玄米菜食、自然塩にこだわっている正食家の方たちの身体が一様に硬いこと、腎臓系統が悪くなっていること。 白髪が多いこと。 年の割には、老化していることなどの多くの証言をされています。

日本CI協会の故小川みち先生は、ご自身の著書で塩の問題を指摘しておられます。…
 私は、桜沢先生の結核を治したのも塩だけど、70歳過ぎで先生をあの世に送ったのも塩だったんじゃないかと考えています。 先生も晩年は、ちょっと塩で固め過ぎたなと気付いて、やたらとそれを緩める事を考えてらした。 でも先生の摂っていた塩は、もう根雪みたいになっていて、お茶くらいではとても解けないの。 塩で眼鏡のレンズができるのを知っていますか? …中略… そんなに固くなって身体の中に溜まった塩は、いくら水をかけたって溶けないんです。 気付いた時は手遅れなのよ。

『新しいき世界へ』550号に自然食に対する疑問が書かれています。…
 昔の玄米食の人は、みんな小魚を摂っていました。 小魚でなければ、かつお節です。 どっちを摂っていた人も、身体をやられています。 みんな、身体が固くなっています。 全国の玄米食の人を訪ねてみると、普通の邪食をしている人よりも老化している人が多い…。 何のために玄米食を食べてきたんだか、解らない。 …中略… みんな身体が参っちゃっているんです。 普通の邪食した人と同じように、いろんな病気を持っている。 そこで調べてみたら、昔の食養というのは、みな小魚を入れていたんです。 それで、かえって身体が老化して、顔がしおれちゃったんです。 これは桜沢先生が74歳で亡くなられたという事にもつながると思うんです。 だから、古い玄米食の会員というのは、案外顔が干からびて、肌の色も悪いんです。


<苦汁分の成分は?> 苦汁分の主成分は、塩化マグネシウム(MgCl)と硫酸マグネシウム(MgSO)です。 塩化マグネシウムは、長時間焼く事によって酸化マグネシウム(MgO)となってある程度は苦汁分の害は消えますが、硫酸マグネシウムの場合には、いくら焼いても30%程度しか害が消えません。

<苦汁分は癌に効果があると聞きましたが?> 癌細胞は、拡がりながら(←→)悪化していきます。 癌細胞は、蛋白質で構成されていますので、その癌細胞に対して、苦汁分の持つ蛋白質凝固作用が働けば癌細胞は固まってしまいますので拡がらなくなります。 癌細胞が固まってしまえば、癌は拡がらなくなります、すなわち、癌に対して効果があるという事になります。 しかし、同時に腎臓細胞が固まって腎硬化症となり、人工透析を受けなければならない結果を招くでしょう。 薬でも健康食品でも、必ず<主作用>と<副作用>があります。 癌に効くという<主作用>と腎臓細胞が固まるという<副作用>の関係です。 あなたは、どちらを重要視するのでしょうか。

<ダイエット効果があると言われますが?>
 癌の効果と同じで、蛋白質で構成されている身体の細胞が固まれば、太る(←→)事はなくなるかも知れません。 しかし、同時に腎臓細胞が固まってしまって腎硬化症となり、人工透析を受けなければならなくなっても、痩せたいですか? 売名行為で名を売ろうとする肩書きだけの学者の無責任な言葉に騙されないで下さい。

          苦汁分を飲む健康法は、自殺行為としか言いようがない!!

<海洋深層水に関してはどうでしょうか?> 海洋深層水の分析表を見てご判断下さい。 無責任な宣伝文句を鵜呑みにしないで下さい。 少量であっても、毎日摂取し続ける結果がどうなっていくのか、苦汁分であるマグネシウムの持つ性質をもう1度考えながら、冷静に判断された方が賢明ではないかと思います。 


 世の中には、必ず相反する考え方が存在しております。 健康食品メーカーの無責任な宣伝を鵜呑みにするのではなくて、ご自分の頭で考え、冷静に判断なさって頂きたいと思います。 何度も読み直して頂きまして、後悔されませんように…。 

 人工透析患者が急増している事実を直視して下さい!

 毎日、<味噌><醤油><漬物><梅干し>など、加工食品を通じて、苦汁分を摂取し続けたらならば当然…。

<味噌>も<醤油>も<漬物>も<梅干し>も<ラッキョウ漬け>も、
苦汁分を含まない塩を使いましょう!

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